インプラント治療で患者さんの負担軽減を実感
お話:医療法人社団MEDIQOL
理事長 増岡健司先生
2005年に歯科用CTを法人で2台設置。
CTが必要な治療では8医院で活用しています。
CTを導入してより高いレベルでの診断が可能になり、患者さんの
治療方針への理解も得やすくなりました。
特にインプラント治療において、従来の治療ではインプラントの土台となる
顎の骨の状態を確認するために、骨の上の歯肉を剥がして直接確認する必要があり
ましたが、CT検査で事前に顎の骨の状態を確認できるため、患者さんにとっても
負担となるこの作業が必要なくなる場合が多くなりました。
1本目のインプラントを他歯科医院でCT撮影なく治療された患者さんが、先日2本目の
インプラント治療のためCT撮影をして当院で受けました。
術後「こんなに楽だったのか」がその患者さんの感想です。
これは確認のための余分な手術が無かったために、治療時間、肉体的負担、精神的負担
ともに大幅に軽減されたことが一因と思います。
当院ではこのような事例から、CT検査による治療は医科の開腹しない手術、
「腹腔鏡手術」に似ているとお話します。
メスを入れる部分が最小限なために精神的負担、また治療中の負担、及び治療後の
回復が早いためです。
歯科用CTの利用でインプラント以外の治療にも高いレベルでの診断が可能になりますので、
今後幅広く治療への応用を考えています。
医療法人社団MEDIQOL
デンタルCTセンター神楽坂
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